はてダますだ

どこにでもいるますだのブログ

人間はこうも簡単に、楽な方へと誤っていってしまうのか

物事を 解釈する自分に良くも悪くも合わせ 記憶を 自ら捏造する


俺の記憶はなんだ?

誰が捏造したんだ俺か?

あいつが彼女にあのメッセージを送った日時を再確認した。木曜の17時だと?あいつが俺にメッセージを残していることに俺が気づいたのが金曜の18時、それが書かれたのはその日の10時だと思っていたが、それはよく見ると間違いで、実際は4時だと今さっき気づいた。じゃあ、木曜の夜の、俺の記憶はなんだ?

あいつが彼女に送ったあのメッセージの内容を知ることができた。俺からあのことを言われた直後に書いてるとある。それの直後だと?そして書き終わったメッセージを17時に送ったのなら、書き始めたのは15時以前だろう。じゃあそれは木曜の昼間にあったことになる。俺の記憶はなんだ?この数日後に人に伝えるために思い返した時点で、すべてが木曜の夜にあったこと、俺の記憶はそうだった、今までそれを事実として何人にも俺自身が伝えてきた。

俺あてのあのメッセージが書かれたのは金曜の10時ではなく4時。もうひとつ、誰かにあてたものではない、金曜の6時に書かれたものがある。じゃあこれは、俺あての言葉を書いて送ったあとに書かれたものになる。それも金曜の朝だ。だとすると、俺が今まで、ひとつ安心していいぞと思えたものが壊れる。

金曜、起きてから15時までのことを思い出すことができない。俺が抹消したのか、都合よく。…そうだろうよ、俺はその思い出せない時間で、できたかもしれないことができなかったんだからな。

人間の、生存のための、生き残るための、本能なんだろう。脳の仕組みなんだろう。


俺はあいつに、頻繁に、記憶違いを、捏造具合を、解釈の方法を、ひっくるめると誤解をしているということを指摘した。何年も何年も。

でも俺自身が、ほんの数日前の自分の記憶を、事実を捏造したものに、変えていた。

という事実を知る。


俺のこの6ヶ月は、なんだ?